デジット製
    デジタルボルトメータ基板キット

デジット製デジタルボルトメータ基板キット製作レビュー

1 部品チェックでの感想

 @ 三端子 部品リスト7805  現物は78M05
   取り付け方向に注意 基板のシルク印刷のヒートシンクを
   示す線が重要

 A カーボン抵抗 リストは1/4Wですが 現物はかなり
   1/8Wくらいの小ささなので、カラーコードが
   読みにくい ルーペは必須

 B トランジスタは、外国製なので、型番に馴染みがない

 C TL431Cが、トランジスタと似ているのと
   部品リストの型番が単に431Lとなっているので注意

 D 19番のヘッダピンはすでに基板に実装済み


2 実装について


 @ あらかじめ部品ごとに分類し、A4の紙などにテープで

   とめてから、製作に取り掛かる方が、はかどるし
 
   間違いがなくていいと思います

 @ 基板は両面スルーホールになっているようです

 A 基板が小さくまた、半田付けのラウンドの径も小さいので
   少し半田づけがしにくい

 B LEDは半田面に取り付け、部品面に半田付けなので
   注意が必要

 C トランジスタやリファレンスの取り付けは
   基板のシルク印刷の形に合わせて取り付ける 真ん中の足が奥になる

 D タクトSWの方向に注意 基板の穴に無理に足の幅を
   広げず入る方向に取り付ける

3 調整

  @ 電源と測定の入力端子のプラスマイナスのリード線を合わせて
    電源につなぎ、9V程度を印加する

  A 別途デジタルテスタ等で電源の電圧を測定し値を読む

  B デジタルテスタの読みと同じになるように、作った基板上の
    半固定VRを回して、値を合わせる

  
  C 私も製作後、再度部品の半田付け間違いがないか、極性間違いないかを
    チェックして 電源と入力端子にリード線を半田付けし
    そのリード線のプラス、マイナスを合わせてよじり
    電源に接続 一発で約9.34Vとかを表示しました

4 完成

   @ 表示にLEDを使っているので、液晶よりは明るく
     見やすく、読みやすい
 
A 供給電圧は、取り説では8Vから20Vとなってますが
     一応4.5V程度からは動作するようですが、それ以下になると
     LEDが消灯してしまうので、使えなくなります

     一応動作用電源を別に用意しないと、可変電源のメータにした場合
     4.5V以下が表示しないので注意が必要

製作の前に部品を分類し、動かないように
セロテープで貼り付けた台紙

 抵抗、コンデンサは、値別に分けて
表示をしておく

CPU 78K9222を使用した、電圧計  LED表示なので明るく見やすい

製作を頼まれましたので、作ってみました。 下の方にレビューを書いていますので
参考にしてください

取り説 1面

取り説2面

この電圧以下になると表示が消える

取り説、部品リスト面

調整中で9.42Vを表示

表示面 半田づけは裏で

部品面

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12.06Vを表示中