久しぶりに、子供の科学という雑誌を買ってみました。
私が小学生だったころ、この子供の科学(通称 子科(こか)))という雑誌は、大変人気のある雑誌で、そのころの子供たちの
興味や好奇心をくすぐるバイブルのような雑誌だったと思います
天文や鉄道模型やラジオの工作や紙飛行機など、いろんな
ジャンルを記事が満載でした
私はその中でも、雑誌の真ん中あたりに折り込まれていた
電子工作のページが好きでした。
その頃の工作はかまぼこ板を使ったり、タッパウェアーを
ケース代わりに使ったことをよく覚えています!
部品表
1:トランジスター :2SC1815 1個
2:ゲルマニウムダイオード:1K60 1個
3:電解コンデンサ :50V1μ 1個
4:セラミックコンデンサ :0.01μ 1個
5:抵抗 :510K 1/4W 1個
:100K 1/4W 1個
6:ポリバリコン :AMラジオ用 1個
7:クリスタルイヤホン :プラグなし 1個
8:エナメル線 :15m
9:ミノムシクリップ : 1個
10:トグルスィッチ :2P 1個
11:電池スナップ :006P用 1個
12:電池 :006P 9V 1個
13:ビニールコード : 少々
14:ラグ板 :1L4P 1個
15:アンテナ用ビニールコード :1.5m
16:ボール紙、両面テープなど
2バンド受信への改造
ゲルマニウム検波1石ストレートラジオを
作ってみました!
電池は006p 9Vを使っていますが 6Vでも動きました
法則 コイルとコンデンサと受信周波数の関係は コイルのインダクタンスとコンデンサーの
容量の積が90000になると通常のラジオの範囲をカバーするようです
コイルのインダクタンスが 300、マイクロの時 バリコンは 90000÷300
=300PF(max)いることになります
回路図
感想:
出来上がったコイルをベースに貼り付けて
その他電子部品を取り付け、ハンダ付けします
裏面から見たところ
コイルは自作します。そのためのボビンをボール紙で
作ります 125X60mmのボール紙を巻いてボビンに
直径約4cmになります 上と下から約2mmのところ
に、穴を開けます
コイルを巻きます
エナメル線 0.4mm 約15m準備します
110回巻くとこんな感じになります
アンテナになるコイルは、自分で巻くのですが、結構いい加減に巻いたのですが
ちゃんとアンテナコイルとして役目を果たしのには感激しました!!
私の住んでいる島本町は、KBS京都の送信所が近いので、トランジスタの
増幅無しでも、アンテナクリップをスタンドなどの金属部分につなぐだけで
かすかですが、受信できました。
トランジスタ増幅回路を働かすと、クリスタルイヤホンをがんがん鳴らしています
006pの乾電池をセットし、前面に各種表示を書いて完成です
ボール紙で、ベースとフロントパネルを作り
スィッチとバリコン、アンテナ、イヤホン用の
穴を開けて部品を取り付けます(前面)
バリコンの取り付け穴を忘れないように
裏面から見たところ ラグ板は裏面に
ボール紙と両面テープで付けます
子供の科学 毎月10日発売 定価680円 雑誌コード(5月号)は03703-05
出版社は誠文堂新光社です
最近は、いろんな工作のバイブルになるような雑誌は、ほとんど廃刊になって
しまいました。この子供の科学も、一時廃刊の話があったと思いますが
この雑誌が無くなると、本当に子供たちの好奇心をくすぐり、科学こころを
刺激する媒体がなくなってしまうという危機感から、いろんな分野の方や企業の
応援を得て、継続発刊されていると思います。
ぜひみなさんも一度手にとってみてください!!
5月号の子供の科学 電子工作の基礎の基礎の掲載されています
ゲルマニム検波 1石ストレートラジオを作ってみました。
純粋なゲルマニウムラジオでないですが、クリスタルイヤホンの接続
位置を変更するだけでゲルマニウムラジオにもなり、トランジスターを1個使って
増幅するだけで、かなり実用にもなる優れものです
下はその製作記事です