21MHzツェップもどき 
 
 アンテナの試作!!
  試作結果 高く上げたV型ダイポールより、受信だけしか比較していませんが、Sが1から2、強く受信できました。

製作費1000円程度のアンテナの方が
受信に関しては性能が良かったのには、
驚きました!!
    部材  @ 1.25SQ撚り線8m程度
A アクリル板(碍子がわり)
B 綿ロープ 5m程度
C コイル製作用 エナメル線(手持ちの0.8mmを2m程度)
D コイル用ボビン(スティックのりのふたを利用)
E5D2V 3m程度
F M型コネクタ
G 半固定トリマコンデンサ(20pF)
  マルツ電波寺町で購入 871円
H防水用 タッパケース
Iゴムブッシュ 2個
マッチング回路の製作 1/2λの一方から給電するため、エレメントのインピーダンスが、5Kオーム程度と高く、同軸ケーブル50オームとマッチングが取れないため、Lマッチと呼ばれるマッチング回路を挿入する
 
Lマッチの計算式より 周波数を21.2MHzとして、コイル 3.8μH
コンデンサ14.8pFとなります

 次に、コイルの巻き数を、アンテナシュミレーションソフトの空芯コイル製作で計算 線径0.8mm、コイルの直径20mm コイルの幅 15mm 密着巻きで計算  約15.3回と計算されました  コイルのボビンとして、スティクのりのふたが最適なので利用
エレメント長の計算 これも、上記のソフトを使って
1/2λ 7.07mと計算できます
 短縮率0.95として、線長を6.72mと算出して、エレメントを作成 

    デッィプメータで
     共振周波数を測定

コネクタの先にワンターンコイルをつけて、ディップメータと結合

ダイヤルを回しディップ点をさがす

設置したところが、地上から低く
建物に一部触れているので、周波数が25MHzあたりを示したため、エレメントの先端にさらに1M程度の線を
つないでいます

左の測定値は エレメントを追加して
測定しています。一応23MHzくらいに追い込めています

 マッチング用のコンデンサ 今回は実験のため、タイトタイプのトリマコンデンサを使いました。
 ただ、このアンテナは、電圧給電という方法なので、コンデンサにかなりの高圧がかかるそうなので、本来は
同軸ケーブルを使った方が良いそうです  一応10W程度なので、今のところは問題ありませんが
21.331MHz
でSWR 1.5程度に収まっています
カップラにつないで調整したところ
進行波 10W強
SWRはほとんど触れない程度を
示しました

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