夏休みも残り少ない8月29日(土曜日)電波新聞社主催、でんでんタウン電子工作教室後援の
電子工作教室 日本橋振興組合開催を見学、お手伝いしてきました。
教材としては、久保 幸夫先生のホッチキスを使ったパッチンラジオ 低周波増幅1段付きでした
小さな子供たちにも、容易に作れるようにという配慮から、筆者が開発した、ホッチキスを半田付け
の代わりに使ったもので、良く考えられているなあと感心しました。
ただ筆者も、記事中で書いておられるように、半田付けに比べ、接触不良が多いのが難点です
私も、お手伝いしましたが、やはり接触不良は、多かったです。
配線を間違った場合、ホッチキスをはずしたりしているうちに、基板になっているダンボールの
ホッチキスをはずした穴が増え、新たにホッチキスを留めるスペースがなくなり、接触不良を多くすることになってしまいました。
先生も子供たちの作品の手直しをするのですが、ホッチキスを何度もはずしたり、留めたりするので
基板のボール紙がふにゃふにゃになってしまい手こずっておられました。
また アルミ箔なので、半田付けもしにくく、修理もしにくそうでした。
そこで、アルミ箔の代わり 半田付けが容易な銅箔テープを使って、作って見ました
銅箔テープなので、接触不良の箇所は半田づけができるので、修理、調整が
容易ではないかと思います。 また、家に持ち帰って半田付けの練習教材としても
使えると思います
100円ショップで購入したA4ファイルボックスに入れたところです
上の基板がラジオ、下の基板がアンプ
部分です
赤い線はアンテナ線です
手前の小さな部品はスィッチです
聞かないときは電池が減らないように
スィッチをつけようと思いました
なお 全体で電流は20mAくらい流れますが、単3 1個で25時間くらいは
聞けると思います。
単3が 500mAhとして計算すると
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半田付けをしてみました部分の
拡大写真
更に、スピーカを鳴らすことができないかと、思いトランジスター1石で増幅し
スピーカを直結したところうまく鳴りましたので、基板化してケース入れました
スピーカを鳴らすと周りの人にもわかるので、完成の喜びも増えるのではないかと
思います
ラジオ全体写真
基板部分の拡大
電波新聞社発行 電子工作マガジン No3 掲載
パッチンラジオ 追試! アルミ箔を ”銅箔”に変更してみました!!
アンプの回路図です
ベース電流とコレクタ電流は実測値です
これからトランジスタの増幅率を計算すると 約250くらいです
**銅箔テープに関して**
私が使ったのは、手持ちのスコッチ製の導電性テープですが
ケースメーカーのタカチからシールド対策製品として販売されています
幅25mmで2Mで1400円です 型番はCUS−25Tです 8mm、13mm幅のものも
販売されています。また20mものもあります
アンプの部分の配線 割付